こんにちは。横浜元町パーソナルトレーニングジムF-BUILDの藤本です。
先日、東京で開催されたDNSのセミナーに参加してきました。
DNSと聞くと、『プロテインの会社でしょ!』という声がトレーニング愛好家から聞こえてきそうですが、まったくの別物です。
DNSとは、
Dynamic
Neuromuscular
Stabilization
の略で、日本語に訳しますと、動的神経筋安定化という意味になります。
これだけでは、まだわかりにくいですね…
人間の神経は、姿勢や動作や歩行などの機能的動作をコントロールしています。
この能力は、生まれてから立ち上がるまでの一年で多くの部分が確立されます。
しかし、この能力も発達の過程で、獲得が不完全だったり。一旦は獲得したのだけれど、大人になると共に失われたりといった事が起こります。
その能力を獲得、または再獲得していこうというのがDNSの狙いです。
何年か前には、オリンピックにも出場した室伏浩二選手が行った『赤ちゃんトレーニング』としても話題にもなりました。
赤ちゃんトレーニング
何枚か写真を並べてみましたが、それぞれ発達過程で必要な能力を獲得しています。
『だったら赤ちゃんのように寝そべったり、ハイハイしたりすれば良いのでしょ!』という声も聞こえてきそうです。
しかし、この能力を獲得・再獲得するのには、コツがあるのです。
しっかりと姿勢を安定させる為の筋肉を働かせた上で、動いて行きます。正しい呼吸も必要になってきます。
このセミナーに参加したのは、トレーナーや理学療法士などの医療関係の方などプロの方ばかりでしたが、この感覚を獲得するのに苦労していました。自分もこの感覚を得る為に苦労しました…
感想・まとめ
DNSのトレーニングを行う事により、呼吸・体幹の安定・正しい運動が身についたように思えます。
自分の感覚としましては、背筋が伸びて、『姿勢が良くなった』感覚でした。
そして、この姿勢が良い状態で手足を動かすトレーニングを行う事で、可動域が上がり、体が柔らかくなった感覚にもなりました。
後日、DNSの事も書いてある書籍、『スタンフォード式疲れない体』を読んでみましたが、この姿勢の良い感覚についても記してあり、間違っていなかったんだと安心しました。
トレーニングするのであれば、正しい呼吸を行い、体幹を安定させる事により良い姿勢になるトレーニングを行った方が良いですよね。
高いお金を払って、パーソナルトレーニングジムに通うようでしたら尚更です。
パーソナルトレーニングジムに通っている方々は、専属トレーナーに体幹を安定させるという事がどういう事なのか質問してみても面白いと思います。
しっかりと勉強されているトレーナーであれば、答えてくれるはずです。
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