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ホームジャーナル肩の痛みには

2023.06.26 トレーニング姿勢

肩の痛みには

こんにちは。

横浜元町・石川町エリアのパーソナルトレーニングジムF-BUILDの藤本です。

本日は、肩の痛みについて書かせて頂こうと思います。

肩の痛みの種類

肩の痛みの原因は下記のような事が考えられます。

  • 骨折
  • 脱臼
  • 筋・腱の損傷(腱板断裂、上腕二頭筋長頭腱鞘炎)
  • スポーツ損傷(ベネット損傷、SLAP損傷、肩峰下インピンジメント症候群、リトルリーガー肩)
  • 動揺性肩関節(ルーズショルダー)
  • 末梢神経障害(肩甲上神経絞扼障害、腋窩神経絞扼障害)
  • 五十肩、変形性肩関節症、変形性肩鎖関節症
    などなど…

受傷機序

怪我をしてしまった時の原因は、

  • 転倒、墜落してその時に手や肩をつきその外力で痛める
  • 投球、投てき、懸垂
  • 個々の持つ環境
  • 姿勢

などなど…

 

 

肩関節の構造

広い意味での肩関節は、

  • 鎖骨
  • 肩甲骨
  • 上腕骨

の3つの骨により構成され、これらの骨と胸郭との間に

  • 肩関節(肩甲上腕関節)
  • 肩鎖関節
  • 肩甲胸郭関節(機能的関節)

があり、上肢と体幹を連結し、その安定性は多くの靭帯や筋によって賄われています。

下記の図のように上腕骨を囲むようにインナーマッスルである回旋筋腱板(肩甲下筋、棘上筋、棘下筋、小円筋)があります。

上腕二頭筋、上腕三頭筋などの大きい筋肉と協力して肩関節を動かしています。

回旋筋腱板の主な作用は、上腕骨頭を関節に押し付け安定性をもたらす事にあります。

中でも、棘上筋は肩甲骨と上腕骨に挟まれていて解剖学的にも損傷を受けやすく、長い間の不調和な肩の外転運動(外に腕を挙げる行為)を繰り返すと摩擦により痛みがおきやすいと言われております。

という事からすると、肩の痛みがある肩へのトレーニングとしてサイドレイズやアップライトロウなどの種目は注意が必要かもしれません。

何も考えずに痛みがあるからこのような種目を提供してしまうトレーナーにも注意が必要です。

まとめ

以上の事から、

  • 痛みが続くようだったら病院で診てもらう。
  • 肩関節は大きい可動域を持っていて動きはダイナミックだが、肩の安定性に関与しているのは靭帯や筋肉が多い。
  • 肩の痛みを出さない為にも姿勢改善は必要。
  • 重さを持ったトレーニングは時には逆効果になってしまう。

といった事に注意してみて下さい。

当社でもこのような悩みを持った方のお手伝いが出来るかもしれません。

気になる方は、下のボタンからどうぞ!

 

 

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