こんにちは。横浜パーソナルトレーニングジムF-BUILD藤本です。
脂質は、悪者の印象がありますが体にとってはなくてはならないものです。そんな脂質のお話を今回はさせて頂きます。
脂質(脂肪)は、胃や小腸で分解された後、再び脂肪に合成されます。それらは、使用用途から、各細胞で利用されるエネルギー用、脂肪組織に蓄積される貯蔵用(貯蔵脂肪)、組織の構成材料用(体構成脂肪)に分類されます。
貯蔵脂肪の働きとしては
・運動や飢餓の際のエネルギー源になる。
・内臓などを外傷から保護する。
・体を寒さから守る。
体構成脂肪は細胞膜や神経組織、ホルモンなどの構成要素となります。また、脂溶性ビタミンの吸収を促進する作用、空腹感を感じにくくさせる作用も持っています。
脂質は、グリセロールと脂肪酸から構成されており、脂肪酸は飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸に分類されます。
飽和脂肪酸は動脈硬化の原因となる血漿コレステロールを増加させてしまいます。
逆に、不飽和脂肪酸はこれを低下させる効果を持ちます。
一般に、不飽和脂肪酸は植物の種子油に、飽和脂肪酸は動物性の油に多く含まれます。