こんにちは。横浜元町パーソナルトレーニングジムF-BUILDの藤本です。
本日は、人類の歴史から太りやすい原因を説明させて頂きたいと思います。
人類の歴史と体質
何千万年も前の話です。我々の先祖の類人猿は森の木の上で暮らしていました。
この時の主食は果物です。
しかし、寒冷化時代に入ると森がサバンナへと変化し果物が不足し、類人猿は木から降りて地上に降り立ち食料を遠くまで探しに行かなければならなくなりました。
二足歩行の始まりです。これと同時に果物以外のイモや根菜も食べるようにもなりました。
さらに寒冷化が厳しくなり、飢餓も類人猿を襲ってきました。
そして、飢餓に耐えた者が生き残り進化し人類へと進化しました。
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このすさまじい飢餓から生き残った類人猿は、少ない食料で効率良く体脂肪として貯蓄できる能力を持っていました。
これを倹約機能(倹約遺伝子)と言います。
この倹約機能の特徴として、類人猿時代に果物を主食としていたことから果物を効率良く体脂肪へと貯蓄するということがあります。
この事から、穀類や根菜よりも果物の方が太りやすいとも言えます。
(食品により吸収のされ方が違う為、このような事が起こります。またの機会に説明致します。)
また、狩りを覚えた事で、動物から高容量の脂質とたんぱく質を得る事も可能となりました。
そして現在、人類は食物連鎖の頂点立ち、自由に食物を選ぶ事ができます。
これが、人類が生き抜いてきた歴史と体質です。
人類の体質から考えるダイエットの成功ポイント
・人類には果物を効率良く体脂肪として貯蓄できる能力を持っている。
(この能力は良い悪いではなく、使い方次第!)
・歴史的な背景から人類は、炭水化物を好み高エネルギーである脂質やたんぱく質を求めるのも必然だった。
・食物を自由に選べる環境にあるからこそ、選択能力を養う必要がある。
以上です。
当社では、このような視点からも栄養に関してアプローチしていきます。
この食品が良い悪いではなく、使い分けが必要なのです。